スーツ姿の凛々しさをアピールするには、身体の「ココ」の部分が重要です

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特集の締めは、つい見落としがちな後ろ姿について考えてみたい。購入時、そして買ってからも細やかな気配りができている。ビジネスにおいて信頼できる者とは、まさにそういう男だ。スーツは後ろ姿にこそ、その男の美学が宿るのだ。


端正な後ろ姿が紳士然たる佇まいに

デキる男ほど、後ろ姿も手を抜かない

スーツを着るうえで大事なことは、爽やかで清潔感があることだ。仕事相手との別れ際、後ろ姿に目がいくことがある。そんな時、上着の不自然なシワや妙に短く見えるパンツ丈などは、相手にだらしない印象を与えかねない。後ろ姿まで、格好よさにこだわれるかどうか。詰めの甘さを払拭したい。

端正な後ろ姿が紳士然たる佇まいに
スーツ17万円/リングヂャケット(リングヂャケットマイスター 青山店) シャツ7800円/ユニバーサルランゲージ(ユニバーサルランゲージ 渋谷店) 時計213万5000円/ IWC(IWC) 靴13万8000円/サントーニ(リエー ト)

全体のバランスが整って初めて好印象を勝ち取れる

スーツは細部のあらゆるバランスが整ってはじめてきちんと見えるもの。ビジネスシーンでは、全体のバランスが整っているスーツこそが、流行のスーツ以上に好印象をもたらす武器となり得る。


後ろ姿は「首」「裾」「腰」の三所が勘どころ




[MEN’S EX2018年04月号の記事を再構成]
撮影/野口貴司(San・Drago)、若林武志、岡田ナツ子、松崎浩之スタイリング/四方章敬、宮崎 司(CODE) ヘアメイク/松本 順(辻事務所) 構成・文/伊澤一臣 文/秦 大輔、長谷川 剛(04)、安岡将文、星野勘太郎、酒向充英 撮影協力/七彩、丸の内マイプラザ

<strong>ツキジワが出ていないか</strong><br />これは怒り肩の人に多い、首の後ろ側に出る余りジワ。怒り肩は肩先が高くなっているため、補整をしないままだと肩先が当たってしまう。購入時に予めチェックを。

ツキジワが出ていないか
これは怒り肩の人に多い、首の後ろ側に出る余りジワ。怒り肩は肩先が高くなっているため、補整をしないままだと肩先が当たってしまう。購入時に予めチェックを。

<strong>踵側のパンツ丈が短かすぎないか</strong><br />パンツの丈を甲側で合わせてしまうと、踵側の丈が短くなってしまう。靴の踵部分のいちばん高い位置に合わせよう。立っているときに靴の甲に軽くたわむぐらいが美しい。

踵側のパンツ丈が短かすぎないか
パンツの丈を甲側で合わせてしまうと、踵側の丈が短くなってしまう。靴の踵部分のいちばん高い位置に合わせよう。立っているときに靴の甲に軽くたわむぐらいが美しい。

<strong>ベントがめくれていないか</strong><br />普段はジャケットを羽織ったまま、長時間着席の会議に出席していた。そんな時は、ベントがめくれたままでクセがつき、シワがよってしまっていることが多いので注意が必要。

ベントがめくれていないか
普段はジャケットを羽織ったまま、長時間着席の会議に出席していた。そんな時は、ベントがめくれたままでクセがつき、シワがよってしまっていることが多いので注意が必要。

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