悩みがちな”トレンドカラー問題”はこれを覚えれば大丈夫!2018版 色合わせの具体例【後編】

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着る人のセンスが如実に現れるのが色の合わせだが、それだけに難しい問題ともいえる。でもご安心あれ。ここでは今季注目&定番の色をどのように合わせればいいのかを具体例とともに紹介。これを丸暗記しておけば色で悩むことはないはずだ。

関連記事: 悩みがちな”トレンドカラー問題”はこれを覚えれば大丈夫!2018版 色合わせの具体例【前編】


今井志保子さん

教えてくれた人

カラープロデューサー
今井志保子さん

的になれる独自のパーソナルカラー理論、「imaism」を開発。各メディアや商品開発など、多方面で活躍。著書に『男の価値は「色」で決まる!』(ソフトバンク新書)他。




グリーン見出し

グリーン系は自然や森を想起させるカラーで、人が癒しやリラックス感を感じる色。服装としては穏やかに見せる効果がある。協調性のあるイメージも作りやすく、バランスをとりたいシーンやグループでの仕事にも重宝する。
※色合わせの具体例は下のフォトギャラリーで詳しく解説!


モノトーン見出し

無彩色、色のない色であるモノトーン。近年のスタイルのトレンドだが、一つ間違えると怖い、潔癖、存在感がないといった印象に……。気を付けるべきは単色で着ないこと、つまり濃淡をつけること。すると失敗はほぼなくなる。
※色合わせの具体例は下のフォトギャラリーで詳しく解説!


イエロー見出し

喜びの色であるイエロー系。例えばヒマワリ、ピカチュウ、ふなっしーと、人を笑顔にさせるアイコンカラーだ。寒い冬を越した、春の日差しにも見映えが抜群で、ぜひ重用したいところ。差し色としてもトレンドカラーである。
※色合わせの具体例は下のフォトギャラリーで詳しく解説!


ピンク見出し

ピンクは女性の各年代で人気No.1 。女性が多い場面、職場で着ると、仲間意識が高まりやすくなるとか。またバラ色の人生というように、幸福の象徴でもある。品格あるシニア世代が着てもお洒落で、若々しく見せる効果がある。
※色合わせの具体例は下のフォトギャラリーで詳しく解説!


関連記事: 悩みがちな”トレンドカラー問題”はこれを覚えれば大丈夫!2018版 色合わせの具体例【前編】




[MEN’S EX 2018年4月号の記事を再構成]
文/吉田 巌(十万馬力)、安岡将文、桐田政隆 イラスト/TOMOYA

<b>癒しの色×アースカラーでいい人ルックに</b><br>「いわば砂漠の中のオアシスのようなコーデ」(今井さん)。パンツにアースカラーを使い、グリーンの癒しを活かした色合わせだ。白で足元にそよ風のような抜け感を。

癒しの色×アースカラーでいい人ルックに
「いわば砂漠の中のオアシスのようなコーデ」(今井さん)。パンツにアースカラーを使い、グリーンの癒しを活かした色合わせだ。白で足元にそよ風のような抜け感を。

<b>相性のいいグリーン×グレーグラデ</b><br>グリーンに、グレーグラデが溶け込んだ着こなし。ビル(グレー)に街路樹(緑)といった普段見慣れた街のような安心感と、都会的なグレーグラデで、知的さも漂う。

相性のいいグリーン×グレーグラデ
グリーンに、グレーグラデが溶け込んだ着こなし。ビル(グレー)に街路樹(緑)といった普段見慣れた街のような安心感と、都会的なグレーグラデで、知的さも漂う。

<b>安心感と男らしさを備えた“地球配色”</b><br>「濃いめのオリーブに、茶系、白を合わせた、地球配色」(今井さん)。安心感に加えて、男らしさも感じさせる色合わせだ。白のインナーで軽快な抜けを作るのがマスト。

安心感と男らしさを備えた“地球配色”
「濃いめのオリーブに、茶系、白を合わせた、地球配色」(今井さん)。安心感に加えて、男らしさも感じさせる色合わせだ。白のインナーで軽快な抜けを作るのがマスト。

<b>シャープなモノトーングラデがカーキと相性抜群</b><br>カーキのパンツに、スタイリッシュなグレー×黒のトップスという組み合わせ。カーキと黒は非常に相性がよく、センスのいい配色は人に受け入れられる、の好例とか。

シャープなモノトーングラデがカーキと相性抜群
カーキのパンツに、スタイリッシュなグレー×黒のトップスという組み合わせ。カーキと黒は非常に相性がよく、センスのいい配色は人に受け入れられる、の好例とか。

<b>爽やかな意外性がありつつ優しそうに見える</b><br>爽やかさを重視するなら白とグレー。黒はコントラストが強いため、避けるのがベター。白とグレーのコーデは意外性がありながら、シンプルで優しく見える利点もある。

爽やかな意外性がありつつ優しそうに見える
爽やかさを重視するなら白とグレー。黒はコントラストが強いため、避けるのがベター。白とグレーのコーデは意外性がありながら、シンプルで優しく見える利点もある。

<b>明るい、中間、濃い色合わせの基本を押さえたモノトーン</b><br>インナーの白、ジャケットのグレー、黒のボトムスの色合わせ。明るい、中間、濃いのスムーズな濃淡があるため、人の目に映るときに知性と優しさが感じさせるコーデだ。

明るい、中間、濃い色合わせの基本を押さえたモノトーン
インナーの白、ジャケットのグレー、黒のボトムスの色合わせ。明るい、中間、濃いのスムーズな濃淡があるため、人の目に映るときに知性と優しさが感じさせるコーデだ。

<b>いいパパに見られたいときはこの組み合わせ</b><br>コートとパンツの知的なモノトーンから、ベージュの温もりがのぞく。「これも明るい、中間、濃いの色使いの基本。いいパパに見られやすく、参観日の正解」(今井さん)。

いいパパに見られたいときはこの組み合わせ
コートとパンツの知的なモノトーンから、ベージュの温もりがのぞく。「これも明るい、中間、濃いの色使いの基本。いいパパに見られやすく、参観日の正解」(今井さん)。

<b>体型が気になる方も必見のIラインの法則</b><br>インナーとパンツは上下とも膨張色の白。これには、Iラインの法則となる黒のロングコートが◎。膨張する白を黒の羽織り物が引き締めて、とりわけスマートに見えるのだ。

体型が気になる方も必見のIラインの法則
インナーとパンツは上下とも膨張色の白。これには、Iラインの法則となる黒のロングコートが◎。膨張する白を黒の羽織り物が引き締めて、とりわけスマートに見えるのだ。

<b>イエロー×ブルーは非常に相性がいい組み合わせの一つ</b><br>青空に映えるレモンのように、イエロー×ブルーは自然の法則の一つで、非常に相性がいい。今季はイエローのニットに、薄色のブルーデニムを爽やかに合わせてみては?

イエロー×ブルーは非常に相性がいい組み合わせの一つ
青空に映えるレモンのように、イエロー×ブルーは自然の法則の一つで、非常に相性がいい。今季はイエローのニットに、薄色のブルーデニムを爽やかに合わせてみては?

<b>明朗なイエローには知性を補うグレーも鉄板</b><br>明るくリラックス感のあるイエローカーディガンに、無機質で都会的なグレーパンツを合わせて知的な印象をプラス。イエローとグレーの明るさを合わせるのもコツ。

明朗なイエローには知性を補うグレーも鉄板
明るくリラックス感のあるイエローカーディガンに、無機質で都会的なグレーパンツを合わせて知的な印象をプラス。イエローとグレーの明るさを合わせるのもコツ。

<b>インナーは白よりも淡いベージュが大人の選択</b><br>濃いめのイエローであるマスタードは、ブラウンとの相性がいいことで知られる。ただ同系色ゆえ、インナーで抜け感を。ベージュはグラデ感もあり、白以上にお洒落な印象。

インナーは白よりも淡いベージュが大人の選択
濃いめのイエローであるマスタードは、ブラウンとの相性がいいことで知られる。ただ同系色ゆえ、インナーで抜け感を。ベージュはグラデ感もあり、白以上にお洒落な印象。

<b>明るさの流れがよくシンプルでもお洒落上級者</b><br>「イエロー×ベージュ×白の色合わせは、軽やかで小気味よくスタイリッシュ」(今井さん)。濃い、中間、明るいの流れもその要因。足元は色を使わず、白がスマート。

明るさの流れがよくシンプルでもお洒落上級者
「イエロー×ベージュ×白の色合わせは、軽やかで小気味よくスタイリッシュ」(今井さん)。濃い、中間、明るいの流れもその要因。足元は色を使わず、白がスマート。

<b>淡いピンク×白は自分も周りも心が落ち着く色合わせ</b><br>ストロベリーシェイクのような淡いピンク×白。好感度が高く、フレッシュなイメージも演出できる。シンプルだが、自分も周りも安心できる色合わせとコーディネートだ。

淡いピンク×白は自分も周りも心が落ち着く色合わせ
ストロベリーシェイクのような淡いピンク×白。好感度が高く、フレッシュなイメージも演出できる。シンプルだが、自分も周りも安心できる色合わせとコーディネートだ。

<b>男らしさとマイルドなピンクが巧みに共演</b><br>ピンクのふんわりかわいいを抑えた着こなし。ブルゾンとパンツをグレーで硬派に引き締める。「ピンクのインナーは遊び心あるギンガムチェックもいいですね」(今井さん)

男らしさとマイルドなピンクが巧みに共演
ピンクのふんわりかわいいを抑えた着こなし。ブルゾンとパンツをグレーで硬派に引き締める。「ピンクのインナーは遊び心あるギンガムチェックもいいですね」(今井さん)

<b>落ち着きと若々しさ相反する要素をともに演出できる</b><br>オレンジがかったサーモンピンクのカーディガンは、落ち着きを感じさせ、穏やかな雰囲気作りにも重宝。ベージュ、ブラウンを合わせると、ピンクの若々しさも強調される。

落ち着きと若々しさ相反する要素をともに演出できる
オレンジがかったサーモンピンクのカーディガンは、落ち着きを感じさせ、穏やかな雰囲気作りにも重宝。ベージュ、ブラウンを合わせると、ピンクの若々しさも強調される。

<b>主役のピンクはグレーで手なずけよう</b><br>ビビッドなピンクポロをジャケットのインナーに。黒では主張が強いので、グレージャケットを選ぼう。ビビッドなピンクとケンカせず、装いのキーカラーとなってくれる。

主役のピンクはグレーで手なずけよう
ビビッドなピンクポロをジャケットのインナーに。黒では主張が強いので、グレージャケットを選ぼう。ビビッドなピンクとケンカせず、装いのキーカラーとなってくれる。

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