100年グッドイヤー 定番vs新作徹底比較【今必要な本格靴決定版。】

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100年グッドイヤー靴の中でも、U10万円のリアル価格において常に圧倒的支持率なのがここで紹介する3ブランドだ。定番と新作の比較から、人気の秘密に迫りたい。

CROCKETT&JONES
クロケット&ジョーンズ[Since 1819]

\ 正統黒スト2本柱に加えて新解釈のカジュアル顔も /

CROCKETT&JONES
新作
EXETER 2/エクセター2

カントリー調をミックスしたハイブリッドな黒スト

フォーマルな印象の強い黒ストに、分厚いダイナイトソールを合わせるツイスト感が魅力。木型もボリュームのある「335」を選び、スーツだけでなく、カジュアルにも合う絶妙バランスの一足とした。



注目
定番
KENT/ケント

細身ラウンドトウの王道スタンダード

昨今オードリーと並ぶ人気を博す新定番。細身ながらもオードリーより丸みの強いオーセンティックなシェイプとし、幅広いシーンに対応する癖のない一足が欲しい人に向く。



伝統
定番
AUDLEY/オードリー

“パリラスト”採用によるハイグレードなモデル

15年以上も人気を博す不動の定番。採用するラスト「337」はパリ直営店で開発されたもので、3作中で最も細身で流麗。セミスクエアぎみのトウもエレガンスを盛り立てる。

<figcaption>7万9000円(フレーム)</figcaption>

7万9000円(フレーム)

<strong>ダイナイトソールで雨の日も心強い</strong><br />雨に強く、グリップ性能にも優れるダイナイトソールをあえて採用。見た目的にもドレスの正統である黒ストに武骨な男らしさを添えるポイントになっている。

ダイナイトソールで雨の日も心強い
雨に強く、グリップ性能にも優れるダイナイトソールをあえて採用。見た目的にもドレスの正統である黒ストに武骨な男らしさを添えるポイントになっている。

<strong>ボリューム感を高めるストームウェルト</strong><br />踵まで出し縫いを一周させた360度グッドイヤーに加え、カントリーブーツなどに見られるL字型の革帯を用いたストームウェルト仕様に。この意外性が面白い。

ボリューム感を高めるストームウェルト
踵まで出し縫いを一周させた360度グッドイヤーに加え、カントリーブーツなどに見られるL字型の革帯を用いたストームウェルト仕様に。この意外性が面白い。

<figcaption>7万6000円(グリフィンインターナショナル)</figcaption>

7万6000円(グリフィンインターナショナル)

<strong>質実剛健なオープンチャネル</strong><br />外底は、縫い目を隠さないオープンチャネル仕様。飾り気はないものの、その分オールソールが容易にできる。昔ながらの質実剛健な英国靴といった感じだ。

質実剛健なオープンチャネル
外底は、縫い目を隠さないオープンチャネル仕様。飾り気はないものの、その分オールソールが容易にできる。昔ながらの質実剛健な英国靴といった感じだ。

<strong>張り出しを抑えたドレスなコバ</strong><br />程よく丸みのあるラスト341を採用しているが、コバの張り出しはかなり控えめ。これにより細身感が際立ち、エレガントでモダンなイメージを崩さない。

張り出しを抑えたドレスなコバ
程よく丸みのあるラスト341を採用しているが、コバの張り出しはかなり控えめ。これにより細身感が際立ち、エレガントでモダンなイメージを崩さない。

<figcaption>8万9000円(グリフィンインターナショナル)</figcaption>

8万9000円(グリフィンインターナショナル)

<strong>ソールも高級仕様のヒドゥンチャネル</strong><br />オードリーは最高峰ライン「ハンドグレード コレクション」に属す。ヒドゥンチャネルや、底材に高級なオークバークを使うのは同ラインの特徴だ。

ソールも高級仕様のヒドゥンチャネル
オードリーは最高峰ライン「ハンドグレード コレクション」に属す。ヒドゥンチャネルや、底材に高級なオークバークを使うのは同ラインの特徴だ。

<strong>細かく美しいウィーリング</strong><br />ウィーリングとは、ウェルト表面に細かい凸凹を刻み、出し縫い糸を目立たなくするドレス靴の伝統技法のこと。今作の場合、そのピッチが非常に細かくて美しい。

細かく美しいウィーリング
ウィーリングとは、ウェルト表面に細かい凸凹を刻み、出し縫い糸を目立たなくするドレス靴の伝統技法のこと。今作の場合、そのピッチが非常に細かくて美しい。

<figcaption>5万9000円(渡辺産業プレスルーム)</figcaption>

5万9000円(渡辺産業プレスルーム)

<strong>ヒールがすっきり</strong><br />左のブリスワースと異なり、踵の後ろまで出し縫いを回さない通常のグッドイヤー製法で仕立てた。ヒールの張り出しがグッと少なくなり、スマートな雰囲気だ。

ヒールがすっきり
左のブリスワースと異なり、踵の後ろまで出し縫いを回さない通常のグッドイヤー製法で仕立てた。ヒールの張り出しがグッと少なくなり、スマートな雰囲気だ。

<strong>エレガントなシングルソール</strong><br />返りが柔らかで、エレガントな見栄えにも貢献するシングルソール仕様に。左のブリスワースと比べると横顔がかなりすっきりし、スーツともより合わせやすい。

エレガントなシングルソール
返りが柔らかで、エレガントな見栄えにも貢献するシングルソール仕様に。左のブリスワースと比べると横顔がかなりすっきりし、スーツともより合わせやすい。

<figcaption>5万9000円(渡辺産業プレスルーム)</figcaption>

5万9000円(渡辺産業プレスルーム)

<strong>後ろ姿もガッシリな360度グッドイヤー</strong><br />出し縫い糸を踵までぐるりと一周させる360度グッドイヤー製法により、後ろからの見た目もガッシリと武骨な雰囲気に。もちろん耐久面も向上している。

後ろ姿もガッシリな360度グッドイヤー
出し縫い糸を踵までぐるりと一周させる360度グッドイヤー製法により、後ろからの見た目もガッシリと武骨な雰囲気に。もちろん耐久面も向上している。

<strong>頑健な顔つきのダブルソール</strong><br />ダブルソール仕様(本底はダイナイト)としたことでソールはかなり厚みがある。履き始めは硬いが、耐久性は高く、ガンガン歩き回る職種の方にも最適だ。

頑健な顔つきのダブルソール
ダブルソール仕様(本底はダイナイト)としたことでソールはかなり厚みがある。履き始めは硬いが、耐久性は高く、ガンガン歩き回る職種の方にも最適だ。

<figcaption>6万7000円(チャーチ 表参道店)</figcaption>

6万7000円(チャーチ 表参道店)

<strong>より薄く柔らかいアッパー</strong><br />定番のポリッシュドバインダーカーフに比べて、やや光沢を抑えたアッパー素材。薄く柔らかいカーフなので、履き心地もよりソフト&ライトなものになっている。

より薄く柔らかいアッパー
定番のポリッシュドバインダーカーフに比べて、やや光沢を抑えたアッパー素材。薄く柔らかいカーフなので、履き心地もよりソフト&ライトなものになっている。

<strong>ウエストが絞られ洗練された顔つきに</strong><br />「105」ラストはやや細身で、ウエストが絞られた抑揚あるシェイプ。ヒールも小ぶりだ。こちらもオープンチャネルだが、ソールが塗装され洗練度アップ。

ウエストが絞られ洗練された顔つきに
「105」ラストはやや細身で、ウエストが絞られた抑揚あるシェイプ。ヒールも小ぶりだ。こちらもオープンチャネルだが、ソールが塗装され洗練度アップ。

<figcaption>9万2000円(チャーチ 表参道店)</figcaption>

9万2000円(チャーチ 表参道店)

<strong>傷や水気に強いチャーチ独自レザー</strong><br />表面に特殊な樹脂加工を施して作られる「ポリッシュドバインダーカーフ」をアッパーに採用。傷や水気に強いだけでなく、独特な光沢感もこの素材ならでは。

傷や水気に強いチャーチ独自レザー
表面に特殊な樹脂加工を施して作られる「ポリッシュドバインダーカーフ」をアッパーに採用。傷や水気に強いだけでなく、独特な光沢感もこの素材ならでは。

<strong>どっしりとした安定感抜群のソール</strong><br />アッパーから大きく張り出したソールと大きな踵は歩行時の安定感が抜群。素朴なオープンチャネルの仕立ても、この靴のイメージにぴったりだ。

どっしりとした安定感抜群のソール
アッパーから大きく張り出したソールと大きな踵は歩行時の安定感が抜群。素朴なオープンチャネルの仕立ても、この靴のイメージにぴったりだ。

2024

VOL.341

Spring

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