オフのアイテムはリラックスできてもイージーになり過ぎるのは避けたい。おすすめは誂えのニットウェア。名実ともに評価の高いイタリアンブランドのオーダーは、自分だけの特別感と上質な着心地を約束してくれる。

オフの時間を大切に。上質休日服の誂え
言うまでもなく、スーツはビジネスの戦闘服。誂えによるジャストサイズは自らを奮い立たせるのに有効だ。

それでは休日身につけたいアイテムはどうだろう。考えてみれば、平日の帰宅後や週末など、着用する時間は意外に長い。緊張することはないとはいえ、ただ無頓着に着るのは考えもの。むしろこうしたシチュエーションでの一枚こそ、デザインも着心地も自分仕様にこだわりたい。

手本になるのがグッチ、エルメネジルド ゼニアといったハイブランドのオーダーニット。デフォルトであるリュクスなテイストに加え、オーダーならではのフィット感、イニシャルなどの刺繍でワンアンドオンリーな一着となる。長く愛用できることを考えれば、投資価値は充分といえる。

グッチの美意識を独自の表現で楽しめる新サービス
グッチの「Gucci DIY」

レディスの鞄から始まったカスタマイズ「Do It Yourself」がメンズに拡大。ハイゲージのカシミヤやメリノウールのニットも対象で、アイテムのオーダーからイニシャル、スネークやビー（蜂）などコレクションに登場するモチーフも刺繍できる。名入れとブランドならではのデザインの共演で、愛着とこだわりが増すことうけあい。納期は約5週間〜ウール13万5000円〜、カシミヤ15万円〜

専用フロアでイメージを膨らませよう
アレッサンドロ・ミケーレのコンセプトで生まれ変わった店内。ゆったりとした空間と大理石の豪奢な内装が心地いい。ニットの他にスーツやデニムジャケット、ボンバージャケットもカスタマイズ可能。