夏、スーツにタイドアップは「首が暑い」問題に終止符! 涼しいニットタイ10の実例
もはや我慢大会のような日本の夏のネクタイ問題は、ニット素材のネクタイで解決。冬専用と思われがちなネクタイだが、シルクやコットン、リネン混素材なら夏でもOK。そもそも編み地で芯地がないため、伸縮性に富んで締め付けがなく風通しもいい。まず一本求めるなら、カジュアルなジャケパンからカッチリしたスーツまで合わせられる、ドレッシーなシルク素材のニットタイがおすすすめだ。
1.一服ならぬ一本の清涼剤
大剣側が紺色、小剣側が青色という2色使いが洒落たニットタイ。他も青系で統一しているため、見た目にも暑苦しくない。小剣はほんの少しずらすと、身に着け慣れた感じが出せる。
2.柔らかい、それだけで好印象
見るからに柔らかそうなニットタイは、愛されネクタイの代表格。紺中心の着こなしは一見硬派だが、ニットタイのおかげで、どこか甘さや優しさも感じさせて女性受けは上々。
3.スーツでマリン
季節感を取り入れることはお洒落に見せる近道。こちらのニットタイはマリンテイストのボーダー柄が夏。柄がカジュアルなので、他は色柄を抑えるとバランスが良く、職場でも馴染みがいい。
4.「わかってる」柄合わせ
同じくボーダー柄のニットタイを主役に、無地感覚のグラフチェックシャツを脇役にした、2柄のミックスコーディネート。このように柄×柄はメリハリをつけるとうまくいく。
5.覚えておきたい鉄板コンビ
ニットタイとギンガムチェックシャツも、相性が良い組み合わせ。ネクタイの柔らかさとイイ人そうな格子柄の相乗効果で、親しみやすい雰囲気を演出できる。
6.アイビールックの定番
黒シルクのニットタイは、アイビースタイルに欠かせないアイテム。大柄のチェックジャケットと合わせるのがセオリーだが、こちらは黒白のグレンチェック柄でシックにまとめ、ビジネスを意識。
7.変わり編みで差をつける
黒のニットタイは、こんな変わり編みを選べばブラックフォーマル風にならず、しっかりお洒落感を打ち出せる。グレーづくしの着こなしを黒で引き締めた、辛口のモノトーンスタイルも大人。
8.印象派ニットタイ
紺や黒のニットタイに飽きたら、珍しい茶はいかが? チェックジャケットと合わせる定番コーディネートも、茶系の同系色にカラーチェンジするだけでワンランク上の着こなしになる。
9.名前を覚えてもらえます
初対面で印象付けるなら、親しみやすさとセンスを兼備した柄物のニットタイを。ネクタイがキャラ立ちしている分、スーツとシャツは引き算する感覚でごくシンプルにまとめるのが吉だ。
10.ビズポロの良き相棒
夏定番のビズポロとニットタイは共に編み地のため相性が良く、セット使いすると垢抜けて見える。ビズポロ一枚ではだらしないけれど、ジャケットを羽織るのは暑い。そんなときに重宝しそうな、カジュアル以上・ドレス未満の組み合わせだ。