「今年も熊本を愉しんで来ました」ファッションディレクター 青柳光則さんのツーリングレポ【2018秋編】

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作詞家・松山猛
ファッションディレクター 青柳光則さんによる、熊本復興応援ツーリングレポート

旅のはじめに

皆さんご承知おきの通り、今年は日本国内をはじめ、世界各地で大規模な自然災害が起きています。被災された多くの方々に心よりお見舞いを申し上げるとともに1日も早く、元の生活が取り戻せますよう切に願います。

これから数回に渡ってお届けする熊本への旅は、そうした災害からの復興をお手伝いすることが主題です。

未曾有の大震災から3年目を迎えた熊本は急ピッチで復興が進んでいます。とはいえ、震源地に近い、益城町周辺ではまだまだビニールシートを被った建物が残され、仮設住宅に身を寄せている被災者は2万8000人余りと報道されています。つまり復興への道のりはまだ道半ばといったところではないでしょうか。

復興への具体的な支援は「寄付をする」、あるいは「ボランティア活動に参加する」など、いくつかの選択肢がありますが、筆者にできるのはここを旅する事。雄大な阿蘇を奔り、地の食材に舌鼓を打ち、熊本を心から愉しむ事。笑顔でお力添え!!と参りたいのです。

さて、「熊本復興応援ツーリング」と題したこの旅、実は今回で3度目になります。最初は震災直後の2016年6月、きっかけをつくったのは同年3月にMEN'S EX誌面で連載していた「お洒落道場外伝」の取材で熊本市内のセレクトショップ「BROOK(ブルック)」を訪ねた事に遡ります。

この日、ひと通りの取材・撮影が終わり、スタッフと雑談をしていたらBROOKの取締役の方から、「青柳さんはオートバイに乗るそうですね。専門誌で取材された記事を拝見した事があります。ところで阿蘇を奔った事はありますか?なにしろ最高です!!ライダーなら一度は行かないと」。

話は突然、筆者の意表を突いて趣味のひとつ、ライディング方向へ。確かに、阿蘇はライダーの聖地として知られているところで、GPライダーとしてカリスマ的存在のケニー・ロバーツが奔り、美しい草原の景色とワインディングロードの妙から「ケニー・ロード」と名付けられた山間のルートが南阿蘇にあるくらい。

ケニー・ロード

10代のころからオートバイに馴れ親しんだ筆者にとって、北海道の長く続く直線道路や、阿蘇のワインディングロードを奔りたいと願うのは当然のこと。しかし、年齢と共にそんな冒険心は次第に薄まり、日々の忙しさに紛れて何事も近場で済ませてしまう癖がついてしまった。

今日は何する?何着る?

365DAYS今日のVゾーン

2018年Nov. VOL.295月号

2018

Nov. VOL.295

11

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