スポーツ庁 長官 鈴木大地さんが語る、日本がまだまだ面白く伸びるために必要なこと【加藤綾子/一流思考のヒント】

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第13回 スポーツ庁 長官 鈴木大地さん[後編]

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鈴木大地さん

※最後に加藤綾子さんのスペシャルフォトギャラリー付き!

Profile
加藤綾子 Ayako Kato
1985年生まれ。2008年フジテレビ入社、看板アナウンサーとして活躍。'16年よりフリーアナウンサーとなり、さらに活躍の場を広げている。現在は『ホンマでっか!? TV』(CX)、『世界へ発信! SNS英語術』(NHK)、『MUSICFAIR』(CX)にレギュラー出演中。

鈴木大地 Daichi Suzuki
1967年生まれ。1988年ソウルオリンピック100メートル背泳ぎ金メダリスト。'98年から2000年に米国ハーバード大学に留学。母校の順天堂大学教授(医学博士)、日本水泳連盟会長、日本オリンピック委員会理事などを歴任し、'15年にスポーツ庁初代長官に就任。

「もっと柔軟に多様性をもって、スポーツ界を総合的に盛り上げていきたいんです」
(鈴木さん)

日本がまだまだ面白く伸びるために必要なこと

加藤ちなみにスポーツを足がかりに、より広い視野で見据えている未来などはありますか?

鈴木日本の場合は少子高齢化社会における国民医療費を抑制するためにスポーツがまだまだ貢献できることがあると感じていて、厚生労働省にお願いして、健康行政の部分を少しずつ手伝わせていただいています。あと東京は人が多くて、スポーツができる場所がどうしても限られてしまうので、大会や対抗戦を積極的に地方で行うことで、地方活性化に繋げたい。廃校になった学校をスポーツ施設にしたりして。これは地方に限らず、小中高のグラウンドや体育施設を地元に貸し出して、ちょっと歩いたところにスポーツができる場所があるというふうにしていかないと。

加藤おっしゃる通りですね。

鈴木例えばジャパネットたかたの創業者である高田 明さんは、いま長崎をホームとするJリーグ加盟のサッカーチーム(V・ファーレン長崎)の社長さんなんです。彼のようなビジネス界の人がどうやってスポーツを盛り上げているか、気になっていました。そこで、長崎出張のときに時間をつくっていただいたんですが、アウェーの試合のときには敵地に行って、1時間くらい前からスタジアムをうろうろするそうです。そうして敵のサポーターと話をして、友達になり、結果「社長、今度は長崎に行くからね」と彼らが長崎に来て、お金を落とし、観客になってくれると。そういう発想はスポーツ界も学ばないといけないし、スポーツをやってきた人だけじゃなくて、高田さんや加藤さんのような方々が「スポーツの仕事をしてみようかな」と思うようにしていかなくちゃいけない。もっと柔軟に多様性をもって、総合的に盛り上げていくことです。

加藤誰よりもフットワークの軽いリーダーのあり方は、元トップアスリートの長官ならではですね。

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2019年Feb. VOL.298月号

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