【インタビュー】役者 田中圭さんさん、お芝居とファッションを語る

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主演ドラマ『おっさんずラブ』が大ヒットを記録し、かつてないほどの注目を集めている。デビューして18年。実力派俳優としてこれまでに数多くの作品に出演してきた田中 圭さんの現在地。

田中圭さん

「お芝居にどっぷりと浸かれるのは役者として幸せなこと」

クローゼットもだいぶ洗練されてきた

今年の4月期に放送されたドラマ『おっさんずラブ』での好演が記憶に新しい田中 圭さん。おっさん同士のピュアなラブストーリーを描いた同作は、回を追うごとに評判となり、主人公の"はるたん"を演じた田中さんにも大きな注目が集まった。さらに、10年前に発売された作品集が今になって重版されるなど、多方面で社会現象ともいえる反響を呼んでいる。

「ありがたいですよね。ドラマ離れとか言われている時代に、これだけ愛される作品をつくれたことが嬉しいですし、希望にもなります。あそこまで話題になったのは、いろいろな要因が重なったからだと思いますが、いちばんはやっぱり役者のお芝居だったと思うんです。フィクションなのに、フィクションを超えていくというか、お芝居にはそうした力があると信じているので、それが実感できたことは自信にもつながりました。周りから『これは本当のブレイクって言ってもいいんじゃないの』とか言われるんですけど、現時点では特に何も変わってないから、あまりリアリティがないんです」

現在は、連続ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』に出演し、9月からは日本初上演となる舞台『サメと泳ぐ』の幕が上がるなど、忙しい日々が続く。

「事務所には年に1本は舞台をやりたいと言っています。というのも、映像作品に関していえば、今は昔みたいに時間をかけてつくることができなくなっている状況があって、もちろん時間をかければいいというものでもないし、実際に『おっさんずラブ』はかなりタイトなスケジュールでしたが、面白いものができました。ただ、時間がないと、どうしたって妥協しないといけない部分も出てきます。その点、舞台は稽古があって、上演中はほぼ毎日のように本番がある。お芝居にどっぷりと浸かれるのは役者として幸せなことですし、それができるのはやはり舞台ならではの魅力だと思います」

最後はMEN'S EXらしく服について質問を。田中さんは『おっさんずラブ』のサラリーマン役然り、スーツの印象が強いが、プライベートではいったいどんなスタイルなのだろう?

「現場に行くと衣装があるので、移動中の車内でリラックスできるように着心地のいい服を選ぶことが多いですね。それこそ以前はスウェットとかだったんですが、いい大人なんだから、それじゃいけないなと思い、今は着心地のラクさだけでなく、上質なものを意識して着るようにしています。いい服を着るとやっぱりテンションが上がるじゃないですか。最近買ったのは、コモリの服かな。基本的に白、ベージュ、黒、グレーしか着ていなかったんですけど、今年になってちょっと色物が気になって、ブルーの短パンを買いました。奥さんからは、『ほんとファッションセンス変わったよね』って言われます。たしかに出会った当時は派手好きで、柄に柄を合わせたりしていましたから(笑)、その頃に比べると、だいぶクローゼットも洗練されてきたと思います」


プロフィール
1984年東京都出身。2000年にデビュー。'03年に『ウォーターボーイズ』(CX)で注目を集め、以降、数多くのドラマや映画に出演。'07年より舞台にも進出し、近年は映像と舞台の両方で幅広い活躍を見せている。'18年4月期に放送された主演ドラマ『おっさんずラブ』(EX)が大ヒットを記録し、社会現象になったことは記憶に新しい。現在は『健康で文化的な最低限度の生活』(KTV)に出演中。公開待機作に映画『美人が婚活してみたら』('19年公開)など。

『サメと泳ぐ』

『サメと泳ぐ』
ハリウッドの裏側をブラックユーモア満載に描いた傑作戯曲が日本初上演!

演出:千葉哲也
翻訳:徐 賀世子
出演:田中哲司、田中 圭、野波麻帆、千葉哲也ほか。
9月1日より始まる東京公演に続き、仙台、兵庫、福岡、愛媛、広島でも上演。脚本家を志す純朴な新人アシスタント・ガイ役を田中 圭が演じる。

関連記事:ハリウッドの実話から着想した、人間たちの壮絶な会話劇『サメと泳ぐ』

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※表示価格は税抜き
[MEN'S EX 2018年9月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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