ジュネーブを賑わせた、スモークグリーンのレトロ顔クロノが遂に日本へやってくる!

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モンブラン 1858 モノプッシャー クロノグラフ リミテッドエディション 100

モンブラン
モンブラン 1858 モノプッシャー クロノグラフ
リミテッドエディション 100

今年のSIHHで世界中のバイヤー&マスコミから絶賛された話題作のひとつ「モンブラン 1858 モノプッシャー クロノグラフ」が、いよいよ日本に上陸する。MEN’S EX ONLINEのジュネーブ新作時計特集でも反響が大きかったモデルだけに、発売を待ち望んでいた人も多いことだろう。

関連記事:1920年代ミネルバ社の傑作クロノを再現、しかも最旬カラーで!【SIHH2018新作】

その記事でも触れているが、このモデルの一番の魅力はムーブメントだ。搭載するのはモンブランが近年吸収した伝説のマニュファクチュール「ミネルバ」が、1920年代に開発したキャリバー13.20の復刻版。ちなみにキャリバー13.20は、それ以前のクロノグラフ・ムーブメントより大幅なダウンサイジングを叶えた名機で、これによりミネルバは同社初となるクロノグラフ腕時計(それまで同社のクロノグラフは懐中型のみ)をリリースし、この分野における第一人者に登りつめることができたのだ。

ディテールをチェック!(写真3枚)

今作ではその歴史的ムーブメントの設計、すなわち毎時1万8000振動のロービート構造やモノプッシャーによるクロノグラフ操作などを完璧に再現。チラネジ付き大型テンプをはじめ、コラムホイールや水平クラッチなど、すべてのパーツもオリジナルにとことん忠実で、それらの美しい造形をシースルーバックからしっかり堪能できる。つまり非常にツウ好みのムーブメントなのだ。

しかも、この時計は見た目もすこぶるいい。もともとレトロな2つ目レイアウトながら、スモーキーなグリーンを纏ったことでヴィンテージな雰囲気が倍増。グリーンは今年の時計界のトレンドカラーだが、中でも出色の仕上がりといえよう。

モンブラン 1858 モノプッシャー クロノグラフ リミテッドエディション 100

コブラ針、日に焼けたような夜光塗料、外周のタキメーターなどのディテールも、この時計にクラシックな計器のような風格を与えており、その雰囲気を崩さぬよう、12時位置にあえて1930年代のモンブランロゴを掲げたのも心憎い。

価格は337万5000円と相応だが、この機械にしてこの佇まいであれば、日本に入ってくる数本は、ソールドアウト確実だろう。世界限定100本の生産ゆえ、興味を感じた人は早めに店頭で実機をチェックしていただきたい。

モンブラン 1858 モノプッシャー クロノグラフ リミテッドエディション 100

関連記事:「時間に向き合うことから、作品も自分らしさも生まれる」 フォトグラファー・長山一樹さんが語る「モンブラン1858」の魅力とは?

モンブラン
モンブラン 1858 モノプッシャー クロノグラフ
リミテッドエディション 100

ケース径:40mm
ケース素材:ステンレススティール
ベルト素材:アリゲーター
ムーブメント:手巻き(Cal.MB M13.21)
限定数:100本
価格:337万5000円
お問い合わせ先:
モンブラン コンタクトセンター Tel.0120-39-4810
http://www.montblanc.com/ja-jp/

文/吉田 巌(十万馬力)
※表示価格は税抜き

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