早くも、2018年ジュネーブ新作時計の情報が編集部に届き始めた。MEN’S EX ONLINEでは、年明けのSIHH（＝Salon International de la Haute Horlogerie Geneve、通称ジュネーブサロン）の現地取材＆ウェブ大特集を予定しているが、その手始めとして、プレSIHH新作情報を随時お送りしていく。

モンブラン
タイムウォーカー コレクション

「スター レガシー」に続き、モンブランから「タイムウォーカー コレクション」の新作情報をお届けする。これまた、ミネルバの伝統を強く感じさせる、ヴィンテージ感あふれるクロノグラフ2モデルだ。

まず1本目は、ホワイトダイヤルの中にブラックのカウンターを配した、いわゆる「パンダ顔」の3カウンタークロノグラフ。奇しくも東京・上野動物園では本日（12月19日）から赤ちゃんパンダ「シャンシャン」の一般公開が始まったが、このパンダ顔したクロノグラフというスタイルは、1960年代から70年代にかけて流行した意匠なのだ。

続いては、こちら。モノプッシャークロノグラフというユニークなスタイルは、1960年代にモータースポーツのラリー競技でタイムキーパーを務めた、ミネルバ製ラリータイマー ストップウォッチを範とする。こちらはブラックダイヤルにホワイトのカウンターをもつ、いわゆる「逆パンダ顔」。径50mmのビッグサイズは視認性を確保、さらにこのチタニウム製ケースは3時位置から9時位置へ180度回転させることができ、ドライビング中の表示の読み取りを容易にしている。

文／MEN’S EX ONLINE編集部