エドワードグリーン

傑作2大モデルに見る、エドワード グリーン品質の秘密

バークレー

バークレー

パンチトキャップトウの定番モデルがこのバークレー。やや大きめのパーフォレーションがトラッドな表情を添えている。エレガントなスーツスタイルのための一足だ。ラストは程よく細身なシェイプの「82」。14万6000円

精密さと繊細さ極まる縫製技術

精密さと繊細さ極まる縫製技術

寸分の乱れもない正確な縫製は圧巻。ダブルステッチ部分も、ステッチの間隔がぴったりと揃っている。この精密さが端正な表情を盛り上げているのだ。

優雅さを添えるスワンネックステッチ

優雅さを添えるスワンネックステッチ

白鳥の首のようなカーブを描く形状から、「スワンネック」と呼ばれるステッチ。ごく控えめなデザインの中に、さりげない優雅さを加味している。

最上級のオーラを発するボックスカーフ

アッパーに使用される部材は、極めて繊細でエレガントなボックスカーフ。光沢も非常に美しく、シンプルなデザインでもオーラある一足になっている。

ドーヴァー

ドレスUチップの超名作として知られる一足。つま先とモカの縫合部に施されたスキンステッチは、靴好きなら誰もが知っている象徴的な職人技だ。ラストはスラリとしたラウンドトウの「32」。17万円

堅牢性にもこだわった360度ステッチ

出し縫いのステッチがヒールをぐるりと一周する360度グッドイヤーウェルテッド。繊細な作りが特徴のグリーンだが、堅牢さにもこだわっている。

屈曲性を高めるスペードソール

土踏まずより前の部分のみ、ソールを二枚重ねにしたスペードソールは、グリーンの特徴的な仕立て。耐久性と返りの良さを両立させるためのものだ。

職人技のアイコン、スキンステッチ

ドーヴァーの顔といえるディテールがこのスキンステッチ。革の裏側から入れた針を表側に貫通させずに縫う技法で、高度な職人技の象徴になっている。

素材、吊り込み、縫製すべてが正真正銘のトップクオリティ

エドワード グリーンが"至高"と称えられる理由は、そのクオリティの高さにほかならない。シンプルで主張の少ないデザインではあるが、最高級どころを厳選したアッパー、あえて旧式の機械を使用した手間のかかる吊り込み、精緻を極めた縫製技術と、正真正銘のトップクオリティが凝集している。

かつては世界最高峰のファクトリーとして名を馳せ、現在は英国を代表するブランドのひとつとして地位を確立した同社だが、品質に対するこだわりは創業時から変わることなく貫かれているのだ。繊細かつ剛健という相反する要素の両立は、最高の素材と技術の賜物なのである。

アーカイブに見る傑作ラスト

エドワードグリーンのラスト
左から「505」、「808」、「606」

エドワード グリーンの魅力として真っ先に挙げられるのが完成されたラスト。現行の定番だけでなく、現在展開をしていない木型の中にも有名なものがいくつもある。写真の3つは、そんな傑作ラストのアーカイブの一部。

右の「606」は'90年代に登場したもので、ノーズが短めのスクエアトウが特徴。中央「808」はジョン・フルスティックが生んだもので、ブランド再興の象徴となったラスト。左の「505」はボリュームを持たせたカジュアルなイメージの木型だ。これらは現在、既製コレクションでは採用されていないが、木型を深く知れば、グリーンの魅力をさらに堪能できるだろう。

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